イギリスで買い付けた、アンティークのカードゲームセット。1934年のものになります。

日本では見たことがありませんが、1930年頃にイギリスで生まれた「Lexicon (レキシオン) 」というカードゲームです。

英語の説明書によると、AからZまでのカードがたくさん入っており、それらを使って単語を作っていくゲームということです。

ゲームをしながら英語の勉強もできそうです。

80年も前の異国のカードゲームで遊ぶなんて、なんだか不思議な感じがしますが、ロマンがあって素敵ですね。

状態は非常に良好で実用可能です。ディスプレイにもお勧めのアイテムです。

サイズ：W12.5cm 　H7.4cm 　D6.7cm

※売り切れました

下記がルールブックの訳なので、参考にしてみて下さい。

【レキシオン・ルールブック】

まず、全員に1枚ずつ配ります。1番上のカードを持っているプレーヤーが最初の親になります。1番上のカードはA、1番下のカードはZです。

その後は順番に親が入れ替わります。（ここはジャンケンでもよさそうです）

配ったカードを山に戻し、よく切ります。

親は全員に10枚ずつカードを配ります。残ったカードは山として場に伏せ、1番上のカードだけ表にして横に置きます。

プレーヤーが5人以上の場合、レキシオンが2つ必要です。

さて、親の左側の人からスタートです。プレーヤーは手札を見て考えた後、次の内から1つ選んで行動することができます。

a)1つの完璧な単語を作り、場に出す

b)手札の中から1枚捨て、表になっているカードか、山の中から1枚引く。この時、引く前にカードを捨てること。表になっているカードを選んだ場合、捨てたカードを代わりに表にして置く。山から選んだ場合、代わりに捨てたカードを山の中の好きな場所に入れる。

c)場に出ている単語に文字を足して新たな単語にする。これを行う中で、場に出ている単語の文字の順番を入れ替えたりしてはいけない。1回のターンに変えられるのは、1つの単語に限られる。

（例）

Mother → Smothered

Hat → Thatched

Far → Fairy

Man → Many

d)手札からカードを選び、場に出ている単語の文字と入れ替えて、新たな単語にすることができる。

すなわち…

“EXPERT”から“E”をとり、手札の“O”と入れ替えることで“EXPORT”にすることができるということ。1回のターンに変えられるのは、１つの単語に限られる。

これらの中の1つを選んで行わずに、ターンをパスすることはできません。また、2つ以上することもできません。

“a”“b”“c”“d”から1つ行うと、ターンが終わります。

このゲームの目的は、できるだけ早く手札をなくすことです。誰かの手札がなくなった時点でゲーム終了です。手札が残ったプレーヤーは、手札に残ったカードのスコアを計算します。（Aなら1点、Zなら26点です）

点数はそれぞれのプレーヤーに加算され、次からのゲームに持ち越されます。

100点を越えたプレーヤーはゲームから外されます。そうして何回かゲームを繰り返し、最後の1人になったプレーヤーが勝者です。

一般の辞書に載っている単語のみが有効です。固有名詞は、辞書に載っている場合のみ有効です。

出された単語が辞書に載っていないのではないか、またはスペルミスでないかと思った他のプレーヤーは、“チャレンジ”をすることができます。“チャレンジ”が失敗したとき（出された単語が正しかったとき）は、“チャレンジ”をしたプレーヤーに10点が加算されます。“チャレンジ”が成功したとき（出された単語が無効だったとき）は、“チャレンジ”をしたプレーヤーから10点が引かれます。このとき間違いを指摘されたプレーヤーは場に出したカードを手札に戻し、次のプレーヤーのターンとなります。

“Masterカード”は好きな文字として使うことができます。