アンティーク 目覚まし時計 フランス JAZ社 後期モデル(ucl1012)Sold Out
フランスで買い付けたアンティーク目覚まし時計。コレクターにも人気のフランスJAZ社の1967年〜1975年ものです。
映画「アメリ」にJAZ社の目覚まし時計が登場したことでも有名です。
時計盤にJAZのロゴが刻まれています。
時計メーカーJAZは1910年パリで生まれ、これまで様々なデザインの時計を世に送り出してきました。
コレクターにも人気が高いJAZ社の時計、そのトレードマークといえばあの小鳥です。
この小鳥マークが生まれたのは1941年ですが,その背景には複雑な事情がありました。
”JAZ”というブランド名は,英語のJAZZ BANDから来ているのですが,それが第二次世界大戦中に問題となりました。
当時,ナチスドイツの占領下にあったフランスで,アメリカ発祥のジャズに由来するブランド名は許されず,
長年親しまれてきたJAZというブランド名が使えなくなってしまったのです。
そこで,”JAZ”という名前を出さずに,JAZの時計だと分かるようにする必要がありました。
その時に考案されたのが,この小鳥です。
この小鳥は「キレンジャク」というスズメ科の鳥です。
この鳥が選ばれたのは,キレンジャクのフランス語名が”Jaseur de Boh?me”(ジャズー・ド・ボエム)だからです。
そうして戦時中,この小さな鳥がJAZというブランド名の代わりを務めたのでした。
その名残としてJAZの時計には,小鳥のマークが付くようになったのです。
もちろんこちらの時計にも小鳥のマークが刻まれております。
※JAZ社の時計は鳥のマークで作られた年代がわかります。
1910〜1940年 JAZの文字のみで鳥のマークがないもの
1941〜1967年 鳥のしっぽが下向き
1967〜1975 鳥のしっぽが上向き
ゼンマイ式の時計はゼンマイのトルクが動力源となっています。ゼンマイは大抵、二日間前後の動力を保てるつくりになっていますが、ゼンマイがほどけるほど(トルクが弱くなるほど)巻ききったトルクの強い状態に比べて、動力の安定性が弱まってしまいます。こちらの時計はゼンマイ式ですので、トルクが弱まり始める前に、一日一回、ゼンマイを巻き上げて調節をしていただくことをお勧めします。
昔のように毎日時計のゼンマイを巻くことで時計への愛情もより深まることと思います。
また、ゼンマイを巻く時に時間を調節されることもお勧めします。一般的にアンティーク時計の日差は一日に±5~10分程と言われています。時間の調節の間隔が短いほど誤差は小さく出来ますので、できれば一日一度は微調整をしてあげて下さい。
飾っておくだけで絵になりますので、ディスプレイにもお勧めのアイテムです。
状態は非常に良く、目覚まし時計として立派にお使いになれます。
サイズ: W11.1cm H12.1cm D5.4cm
売り切れました。
アンティークは全て1点ものです。既に売れてしまい「SOLD OUT」になった時点で同じ商品をご用意することはできませんのでご了承下さい。
unikkではヨーロッパを中心に仕入れを行い、本物のアンティーク家具、アンティーク雑貨の販売をいたしております。
アンティークを大切に扱い、仕入れの際はディスプレイだけでなくできる限り実用できるものを仕入れ、販売しておりますが、中には実用できないものもございます。
そういった商品は商品説明欄に明記しておりますので、ご理解の上ご購入ください。
また、アンティークはどんなに状態が良くても、必ず細かいキズや汚れなどがございます。
キズや汚れも時を刻んだアンティークの良さですので、アンティークの特性としてご理解頂きご購入いただきますようお願いいたします。
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