アンティーク ハンドミラー 手鏡 プチポワン刺繍 花束 イギリス(T7199)
フランスで買い付けた、20世紀前半頃に作られたと推測される、優美な佇まいのアンティーク・ハンドミラー(手鏡)。
鏡の背面には、極細のステッチで刺された可憐な花束が、静かに閉じ込められています。
薔薇やパンジー、勿忘草(わすれなぐさ)と思われる小花が寄り集まったブーケは、一針一針の目が驚くほど細かく、まるで小さな絵画のような表現力を湛えています。
このように目の細かい刺繍は「プチポワン」と呼ばれ、18世紀のウィーンで花開いた技法として知られ、マリー・アントワネットをはじめとするハプスブルク家の女性たちに深く愛された伝統的な職人技としても伝えられています。
ハンドミラーは、ドレッサー周りを華やかに彩る貴婦人たちの必需品として、ヴィクトリア朝から20世紀前半にかけてヨーロッパで広く愛用されていた身だしなみの道具です。
当時の淑女たちにとって、手鏡やブラシといったドレッシングセットは単なる道具ではなく、自らのステータスや美意識を映し出す象徴的なコレクションでもありました。
フレームおよび持ち手部分には重厚で美しい真鍮(ブラス)が使用されており、細密な唐草模様や透かし細工の彫刻が余すところなく施されています。
鏡の縁部分には、光を綺麗に反射させる伝統的な「ベベルカット(面取り加工)」が施されており、厚みのある高級感漂う仕上がりとなっています。
長年の年月を経て育まれた真鍮のくすんだゴールドの風合いと、刺繍生地の柔らかなニュアンスは、現代のプロダクトには再現できないアンティークならではの圧倒的な品格を醸し出しています。
コンディションにつきましては、背面の刺繍生地に経年によるわずかな薄汚れや擦れが見られ、鏡面にも微小なスレやくすみがございますが、割れや大きなヒビはなく、時代を考慮すると大変良い状態を保っています。
ドレッサーやチェストの上に置いて実用いただくのはもちろん、ショップのディスプレイや、撮影用の小道具としてもおすすめのアイテムです。
真鍮の風合いを維持したい場合は、定期的に柔らかい乾布で優しくお手入れしていただくことをお勧めします。
状態は良好で、実用可能です。
サイズ:W12.0cm H31.5cm D1.5cm
アンティークは全て1点ものです。既に売れてしまい「SOLD OUT」になった時点で同じ商品をご用意することはできませんのでご了承下さい。
unikkではヨーロッパを中心に仕入れを行い、本物のアンティーク家具、アンティーク雑貨の販売をいたしております。
アンティークを大切に扱い、仕入れの際はディスプレイだけでなくできる限り実用できるものを仕入れ、販売しておりますが、中には実用できないものもございます。
そういった商品は商品説明欄に明記しておりますので、ご理解の上ご購入ください。
また、アンティークはどんなに状態が良くても、必ず細かいキズや汚れなどがございます。
キズや汚れも時を刻んだアンティークの良さですので、アンティークの特性としてご理解頂きご購入いただきますようお願いいたします。
商品について気になることがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
営業時間:13:00〜20:00 定休日:水曜日
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